トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

選り抜き『遊のいろは』(その三)

 遊への入学を考えていらっしゃる方には、まず『遊のいろは』を読んでいただくことになっているのですが、結構な量なので、「おすすめ」をチョイスしました。(かわら版の第200号と第201号のアンケートで遊の関係者の支持が多かったものです。)
 春休み期間中毎日一つご紹介します。さらなる興味が湧きおこって、全編を読んでいただけるようになれば幸いです。

★遊のいろは 「ち」
「地球」
 遊の卒業証書には
「二十一世紀の地球へのあなたの旅立ちを心より祝福します。」
というフレーズがあります。と言っても、もちろん、遊が地球の外に存在するわけではありません。遊があるのは、地球の中の、日本の中の、東京の中の、国立市の中の(中3-11-2の)アパートです。
 でも、この小さな建物で育った子どもたちは、日本株式会社のベルトコンベヤーにも乗せられていないし、「同世代」という小さな枠にも閉じ込められていないので、気軽にふっと「広い世界」に旅立って行けるようです。
 この「広い世界」のことを仮に「地球」と言ってみているわけですが、何もこれは、外国のことだけを指しているのではありません。もちろん(?)結構高い割合の卒業生が海外暮らしを経験するのですが、たとえ日本にいても、今の日本の狭い常識にとらわれたり、目先の現実にだけ引きずられたりして、生きづらい思いをしている子は、まずいないようです。
 無論、「地球規模で考える(think globally)」という責任を果たしつつ、自分のやりたいことをやっていくというのが、二十代の段階で実現できているわけではありませんが、どの子も少なくとも、その方向性だけはつかんで、遊を巣立っていってくれているのだと思うのです。その意味で、遊の卒業証書は、次の言葉でしめくくられるのです。
「あなたは われわれすべての 誇りです」(by51)
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント